電波に乗って、自担の声がやってきた。

自担が、ラジオに出ました。

もう一度言います。自担が、ラジオに出ました。(フォント大)

 

(自分の気持ちの整理のためのブログなので、読者を意識はしないで書くのですが、仮に読んでくださっている方がいたとして、)この言葉を聞いて、ふうん、と思った方は、きっと幸せなヲタク生活を送っていると思います。まさに、昨日までの私です。

 

おかげさまで、私はどんちゃん騒ぎのお祭りハッピー野郎スタイルでジャニオタの生活を送っています。変な使命感に追われることもなく、Jr.だから…と悲観して余計なことを考えてしまうでもなく、ああ、ただただ自担が好きだなあ、楽しいなあ、そう思える生活です。

それはきっと、いや絶対に、自担である幸大くんのおかげだと思います。

幸大くんの作り出す世界はすごくハッピーで、そしてちょっとドライ。自分のファンに寄りかかるわけでもなく、かと言って冷めているわけでもなく、ファンの存在をおざなりにしないのに、ちゃんと一人で輝ける人。

私はその姿勢に、いつもいつも助けられていました。

 

私は根本は面倒くさいヲタクなので、放っておいたら他のJr.との立ち位置や自担の将来を考えてしまうタイプの人間です。歌舞伎とクリエの期間はまさに絶賛「考えてしまうヲタク期」で、ちくしょ〜〜自分面倒くせ〜〜〜って思いながら、消しても消しても湧いてくる感情と闘っていました。クリエに行くのが怖かった。自担が好きだ!楽しい!っていう素直な気持ちで入れないのが嫌だった。

でも、そんな心配はいりませんでした。勝手に考えて、勝手にしんみりするヲタクを、幸大くんは一瞥もしないで、きらっきらの笑顔で楽しい世界に連れていってくれるんです。生きててよかったー!人生たのしー!って思える多幸感を供給してくれるアイドル。私にとってはそんな存在でした。

 

だから、ラジオが決まった時も、ふうん、って感じのテンションだったわけです。(もちろんこんなに冷めてはいないですけど。うっひょー!くらいのリアクションはありましたけども。なんならクッションソファに思いっきり寄りかかってベッドのフレームに頭ぶつけましたけども。)

楽しみだなあ!何話すのかなあ!って、木曜日までのカウントダウンをしたりしました。友人と、「ひとことめに何を話すか予想」をしたりもしました。私がした予想は「今大注目の胸筋アイドルこと、まつもとこぉたでーす」でした。

言いそうじゃん、なんとなく。押してきそうじゃん、胸筋。

 

そんなこんなで、まだまだだと思っていた6月4日はあっという間で。会社を出て、ラジオが始まるまでは、正直緊張して吐きそうでした。でもそれは不安よりも期待で。次はどんな幸大くんが見られるんだろうって、知らない部分を知ることへのわくわく感と、こわさと。コンサート前のそれと、同じものでした。

 

また幸大くんはハッピーな世界に連れていってくれるんだろうなぁ。幸大くんのファン、まじたのしーわ!って気持ちにさせてくれるんだろうなぁ。

パソコンの前で体育座りをしながら、そんな気持ちで待機していると、電波と一緒に届いたのは、すごくすごく震えた、幸大くんの声でした。

 

これが音楽番組の録画とかだったら、とりあえず一時停止ボタンを押してたと思います。

いやちょっ…ちょっとちょっと待って、お兄さん(思わずもう聞きすぎてあんまり面白くないラッスンゴレラっちゃうくらいには、ちょっと待ってお兄さん状態ということを察してください)

 

あの、幸大くんが。ステージの隅っこでも最後列でもキメ顔キメポーズして、投げチューしちゃう幸大くんが。声を、震わせていたわけです。聴いているこっちにもダイレクトで伝わってくるくらい。ライオン目の前にした子ウサギかってくらい。

そんな幸大くんの第一声を聴いた時、その前に翼が言っていた言葉が、胃にどすん、と落下するのを感じました。

 

「人生初のラジオ」

 

幸大くんは、私たちよりも先回りして、知らないことも全部自分のものにしてから、こんなこともできるよ!って笑顔でボール投げてくる人だと思っていました。だから、なんにも心配いらないよ!見てて!って。実はステップアップしてた俺を見て!って。クリエはまさにそれでした。

なのに、ここに来て、投球練習を見せられるとは思っていなくて。すごく、動揺しました。そして、泣きました。

 

だって、嬉しかったんですもん。ラジオを聴く前より、ラジオが決まったことより、自担の緊張した、かっちこちにかたまった声を聴けたのが、すごく嬉しかったんです。幸大くんの震える声を聴いた瞬間、「ラジオで自担の声を聴けることって、こんなにも素敵で、こんなにも幸せな時間なんだ」って、そんな気持ちでいっぱいになりました。

 

ラジオに出演することが、幸大くんにとっても当たり前じゃなかった。すごく嬉しいことだった。すごく大事にしたい仕事だった。その事実が、震える声に詰まっていて、それを聴いたひとりのオタクは、すごく、すごーーーーーく嬉しかったんです。もっと、もっと、やったことのない仕事、やっていきたいね。やろうね。そう思わせてくれる幸大くんが、そう思えた自分が、好きだな〜って思いました。

 

 

電波と一緒にやってきた自担の声。

それはいつもの、すごくハッピーでちょっとドライで、面倒くさいジャニオタをひょひょいと越えて余裕の笑顔を浮かべる人ではなかったけれど、きっと彼は、これからもっと楽しい景色を見せてくれるんだろうし、見せてあげたいなーって、そんなことを思わせてくれる、素敵な声でした。

 

 

以上!!!解散!!!!!!!!

どうかハッピーなバースデーを!

幸大くんの何が私をこんなにも動かすのか、未だに分かっていません。

だって、私が幸大くんに抱いている感情は複雑じゃなくって、とっても分かりやすいんです。例えば「幸大くんがいたからどん底の人生から救われた」だとか「友人に連れられてなんとなく行ったコンサートで現場落ち」だとか、そんなドラマチックなエピソードは一切なくって、ただただハッピーを発し続ける幸大くんを、単純にずっと応援したいなと思った、ただそれだけなんです。

ただの自己満足なんですけど、誕生日ってことをいいことに、幸大くんを応援するようになった経緯を話したいと思います。

ツイッターのアカウントを作った時、私は確実に林担でした。公言はしなかったけれど、平穏なヲタク生活に突如現れた林くんが、私の中にするっと入り込んできて、どんどん大きくなっていって…あれはブームとかじゃなくって、確実に自担だった、と声を大にして言えると思います。一度見ただけであんなに魅了されて、視線奪われたのは、初めての出来事でした。
それに比べて幸大くんは私の中の「ツボ」にかっちりハマるような人ではなくて、顔もダンスもキャラクターも、好みからはだいぶ外れた人でした。幸大くんの表現する「分かり易さ」をとても好きだなあとは思っていたけれど、林くんとは違って雷に打たれたみたいに私の心を奪うようなことはなかったはずだったんです。

それなのに、どうして私はあの日、会社から有楽町まで走ったのか、今考えても全くわからない!

5月、サウンドクリエ千秋楽。
どうしてそうなったのか全く覚えていないのですが、気がついたら私は前日にチケットを探して、退勤後全速力で有楽町まで走っていました。
結局チケットはドタキャンされてしまって公演を見ることはできなかったのだけれど、「無理はしない」精神でヲタクをやって来た私にとってその日の行動力は異常中の異常で、「ああ、もう後戻りできないな。腹くくるしかないな」って、思ったんです。「この人を抱えていかなきゃ…」って。重い。いや幸大くんが重いとかじゃないからね!!?(言ってない)

その後、何よりも楽しみにしていたThey武道クリエに入って、正直気持ちは揺らぎました。この3人についていったら、きっと幸せなんだろうな!って確信したから。想像以上に3人は完成されたものを見せてくれて、林くんは自分が思っていたよりも好きなアイドル像のど真ん中にいる人だった。
私の場合、自分の中の「好き!」という感情には限度があって、アイソスタシーみたいに、誰かを好きになると他の誰かへの好きは減少して均衡を保っているところがあるんです。
だから、林くんへの「好き!」度は減らないのに、幸大くんへの「好き!」度が高まり続けることに、正直動揺していて、5月は毎日うんうんうなって考えていました(仕事で悩めよ、新入社員)。

あ、私幸大くんだなって思ったのは、They武道クリエ2日目にMADが見学に来ていた時。
幕が開く直前に幸大くんが来てるって知って、正直公演にあまり集中出来なかったんです。今日はThey武道が主役だから!って言い聞かせてるのにどうしても左の方を見てしまって、しかもその幸大くんが、全然楽しそうじゃなかったのがすごくすごく心に引っかかっていました。
楽しくなさそうっていうと語弊があると思うんですけど。隣で池たんはノリノリで体を揺らしていたから、それと対照的にじっと真顔でステージを見下ろす幸大くんがすごく気になった。
これは勝手な見解なんですけど、幸大くんはきっとたくさんのことを考えているんだなってその時思ったんです。その中にはきっと悔しさっていうのもあったりするんだろうなって。

私の中の幸大くんはいつも全力でアイドルをしていて、自分の見せ方を分かっている人だった。ふぉ〜ゆ〜の公演ではボックス席から客席にファンサービスしていたって聞いていた。それなのにその日の幸大くんは、客席からの視線なんて一切気にせずに、ひたすらステージの上のThey武道をじーっと見つめていたんです。

そんな幸大くんと、頭の中にいる笑顔で踊る幸大くんを比べて、ああ、この人を応援しようって決めました。

クリエのボックス席にいた、「アイドル松本幸大」っていう鉄壁の仮面の下にいたひとりの男性を、センターに立たせたいなって思ったんです。


あれからもう半年以上経ってしまいました。
嬉しいことに幸大くんの活動は確実に広がっていて、そしてその活躍は、何の邪念に邪魔されることもなく、心から「おめでとう」を言えているから、幸大くんは私にとってプラスしかない存在です。

私は幸大くんにどうなってほしいのかな。正直わからないです。わからないっていうか、言うのが怖い。誰でも大きな夢を見ることはできるけどさ、口に出すのって怖いじゃないですか。
だから、がんばって、としか言えないし、がんばるのが正解なのかもわからないままだけど、でもあの時思った「この人をセンターに立たせたい」っていう気持ちは、今でも色褪せていないです。

幸大くんが、もっと上に生きたいって言うんなら、幸大くんの目指すところを一緒に見上げたいし、なんなら肩車してでも支えてあげたいよ。ヲタクって重いんだよ。そういうもんなんですよ。
声に出してくれるなら、ちゃんと応援するから。だから、望むことは恐れずに発信していってください。

なんていうか、一言でいうと、幸大くんに幸せになって欲しいなーって感じです。その一言を言いたいためにこんなにも長文を書いてしまったわけですよ。重い!幸大くんより重い!いや誰だよ幸大くんのこと重いって言ったやつ!?私だよ!!!

お誕生日、おめでとう。
26歳。焦りもあるかもしれないけど、まだまだ人生これからだから!一緒に頑張っていきましょう。
悪い夢を見たりせずに、笑って過ごせる日が1日でも多い1年になりますように。ZIP!

違うか。違うな。シメ、これじゃなかったな。