穏やかな今だからこそ書き留めていたいこと。

2016年、暮れ。

今年は色んなことがあったねと思い返す自分の心はとても穏やかです。だからその「色んなこと」をわざわざひっくり返して中身をガチャガチャ広げる必要なんて本当はないんだろうと思うのですが、それでもそんなときがあったねと、来年の自分にも思い返してほしいから、あえて書きたいと思います。

これは、私の下書きメモに残っていた荒みに荒んだ当時の感情の蓄積であり、今見返しても一つも共感できない言葉の羅列です。絶対に公開しない方が良いと分かっていたから下書き止まりだったのだけれど、穏やかな気持ちの今だからこそ、こんなこと思ってたんだ、なるほどね、と受け流してもらいたい、ちょっと過激な記録だと思います。自分と自担のことしか考えていないザ・身勝手な文章なので、何言ってんだこいつ感満載です。穏やかな気持ちの時に読んでください。

 

 

2016年11月

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色々と、言わせてくれー!!

初めに注意書きで言うと、この1年を過ごして感覚が麻痺したんだと思う、もう怖いものなんてなくて、結構言いたいことをズバズバ言ってしまうと思います。
わたしは誰も嫌いじゃないし、誰も悪くはないと思ってるけど、でも腹が立つもんは立つんだ!っていう、個人への批判ともとれるような発言をしてしまうかもしれないです。不快にさせてしまったらごめんなさい。ただの愚痴なのでおすすめはしないんですけど、でも、1年間、色々と思うところがあったから、だから、とりあえず、とりあえず言わせてください!!!

 

まず、2016年。すっごい孤独でした。

なんでお前が孤独感じてんだよってツッコミはごもっともなのですが、とにかくずーーーーーっと孤独でした。

歌舞伎が発表されて、出演者に名前はない。ああ、嵐か、なんて思って、まあそれは外れたんだからしょうがない。そのうちクリエが発表されて、周りは歌舞伎と並行で浮き足立っていて。この頃から、「いいなあ」って他人を羨む心は捨てました。無、とにかく無。じゃないとTwitter開く度に、心がポッキリ折れてしまいそうだったから。

 

いろんな人にとって、飛躍の年だったように思う。
私は特に林くんの現場には必ず足を運んでいたからかもしれないけれど、みんな今までとは違ったお仕事に挑戦していて、幸大くんがかつていた世界の人たちは、前よりもずっとずっときらきらして見えました。

それが、正直すごくショックだった。幸大くんがいなくても、確実に進んでいく世界。
この世界はそういうもんだよって言われればそれまでだけど、必要ないと言われたようでとても苦しかった。

ショックの連続すぎて、もうなにがショックだったのかも全然わかんないんですけども。じゃあ何が与えられれば満足したのか?仕事か?居場所か?今となっては全くわからない。


去年末から一緒に活動し始めたMADEが、幸大くんが果たせなかったクリエ単独公演を成功したことも、その一つだと思います。
MADEが単独決まった時、素直に嬉しくて、その気持ちに嘘はなかったです。じゃあそこに幸大くんがいれば納得したのか?MADEに入れて欲しかったのか?って言われたら違う気がするし、別にMADEのせいじゃないし、MADEにも頑張って欲しいし、でもだからと言っていい子なままその状態を受け入れられるわけもなかった。この間まで、一緒に雑誌に載ったのに…。そんなやさぐれた心を持つことを止めることなんてできなくて。正直、幸大くんが見学にいかなくて良かったなと思いました。Theyクリエも近かったから仕事があったのかもしれないし、予定が合わなかっただけかもしれないけれど、私が幸大くんの立場だったら、行けなかっただろうなって思う。

幸大くんが見学にいなかったことが、私の中で自分の黒い気持ちを許容できたきっかけだったようにも思います。よくも、悪くも。

 

嵐のツアーが終わって、林くんは個人で舞台が決まり、山本くんと江田くんとMADEはえび座への出演が決まりました。この時が、1番しんどかったかな…。正直そこにいない意味がわからなかったし、そこにいないことが当たり前になっている世界を少し感じて、もう幸大くんのことを考えるのも辛かった。TLの楽しそうな話題に、初めて目を瞑った。

 

初めて宇宙Sixのことを聞いた時。幸大担なら嬉しいんじゃないか?と言われたけれども、やっぱり動揺は凄かったです。

正直最初の感想は、なんで、いま?なんで、そのかたち?って、疑問がたくさんあった。(きっとThey担の方はもっとそうでしょうね)
池田くんがいた時期は、They武道と”MAD”が一緒に活動する未来が見たいと思っていました。でも、ぜいにはぜいなりにベストな時期があって、それが叶わなかったのはしょうがないし、でも、じゃあなんで、今なの?それが、本当にベストだと思ったのか?単純に疑問で。
ベストだと思って組まれたチームなのか、正直私には納得がいかなくて、ただ単に私のエゴなんだけど、それはわかってるけど。でも、幸大くんがどんな気持ちでぜいクリエに出たいって自ら言ったのかとか、考えれば考えるほどグループを愛せるのか、自問自答の日々でした。

もちろんThey担の方の反応は予想通りだったし、3人の空気を守ってほしかった人たちにとっては受け入れられない現実だと分かっていました。これは、幸大くんが1人になったその日から感じていたこと。

 
They武道がすきだ、幸大くんがすきだ。だからといって、その3人と1人がいるグループをそのまま受け入れられるわけじゃないんだ、と実感した瞬間でした。それははらめぐがいるからっていうのは全然関係なくて、たぶんはらめぐがいなくてこの4人でって言われても、同じ気持ちになったと思う。
でも、「これから先応援できません。」そんなことを言いたいんじゃなくて、わたしはこのかたちがベストだと思って、これから高め合っていいグループにしていこうとしているんだったら、全力で愛して愛して行きたいと思う。最初は難しいかもしれないけど、幸大くんは愛したいし、だから幸大くんのいるグループは愛していきたいから。でもそれが、ベストという形ではなくって、寄りかかるだけの場所なんだったら、それは嫌だ、それが今の感情です。幸大くんのことはずっと好きだし、もちろん他のメンバーのことだって大好きだから、だからこそ、愛せるグループとして、最高にベストなメンバーが集まった、と胸を張って言い切れるものをつくっていってほしいな。早く、宇宙Sixが、大好きで大好きでこの6人じゃなきゃいけないと思えるような尊いグループになりますように。

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こんな感情を書き留めてから1ヶ月と少し。

もうこんな気持ち、共感できないくらいに穏やかな人間になりました(笑)

 

誤解を招きたくないので言いますが、この当時も、グループに入れさせてもらえたことには感謝しかありませんでした。1人になった途端、やっぱり突きつけられる仕事のない現実は想像以上にしんどかったから。ぜいが新しい形に進もうとした時に、幸大くんを選んでくれてありがとうという気持ちは、これからも変わらず持ち続けて行くと思います。

でも、「混ぜてもらった」「混ぜてあげた」の感情を早く捨てたくて、「They武道と、他の人」という線引きを早く取っ払いたくて、じゃないとグループを愛せないんじゃないかと、焦っていたんだと思います。

 

現場って、嘘つかないものですよね。本当に。

私はこの文章を書いた1週間後に嵐のコンサートに行って宇宙Sixをこの目で見ることができました。

Oh,Yeah!で宇宙Sixが6人同じ色の衣装で花道に並んで踊るのを見た時、それまで抱えていた暗い気持ちに反して、わくわくするのを感じました。


自担がグループに属するって、いいことばかりじゃないと思う。それが壊れた時の怖さを知ってるし、グループを愛せなかったら、幸大くんも応援できなくなるんじゃないかと思ったから。

でも、二宮くんのソロ。東京ドームの広いステージの上で感じる確かな「静寂」の中に立っている6人を見て、この先の未来に希望を感じた事を、この先ずっと忘れたくないなと思いました。

 


きっと私たちには見えないところで、幸大くんや、他のメンバーは、葛藤や苦しみの中で生きた1年だったと思います。幾度となく交わされたであろう話し合いは、穏やかなものだけではなかったと思う。お互いに納得しない部分も、まだあるかもしれません。

それでも、今もステージに立つことを選んでくれてありがとう。苦しい年を乗り越えたからこそ、来年がとても楽しみだし、来年が楽しみと思いながら年を越せることが幸せでなりません。

 

どんなグループになるのかな、宇宙Six。

まだまだ乗り越えるべき課題はたくさんあるけれど、私の中で「大好きで大好きでこの6人じゃなきゃいけないと思えるような尊いグループ」に、1日でも早くなってほしいなと、願う2016年の最終日なのでした。

 

おわり。